the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日は、米ロサンゼルスに住む老チワワ4匹が、子猫を養女に迎えたお話です。
モモ(MoMo)、チョリ(Choli)、パロマ(Paloma)、そしてベニト(Benito)は、全て元保護犬。健康上の問題を抱え、新しい家族探しに苦労していたところを、ドカティさん(Julie Docherty)に救われました。
モモがドカティ家に迎えられたのは11歳のとき。耳も遠くなっていた老犬は、病気のために片目を失っていました。「老犬が新しい家族を見つけるのは極めて困難。でも私には(老犬が)ぴったりだと気付いたの」とドカティさん。「みんなとても穏やか。大騒ぎや、噛み癖もない。長いお散歩も必要ない。老犬と一緒なら、一人で昼寝をすることなんてないわ。本当によく寝るの。そして感謝の気持ちと愛に溢れているわ」とThe Dodoに語っています。
彼らの素晴らしいところは、穏やかさだけではありません。新しいモノや新参者も柔軟に受け入れる懐の深さも持っているのです。ドカティさんが子猫のロシタ(Rosita)を連れてきたときも、彼らはおだやかに優しく受け入れました。ロシタはホームレステントに投げ入れられた猫で、ドカティさんが働くボランティア施設に連れてこられたのだそうです。「ホームレスの女性から、子猫を育てることができない、アニマルレスキューを教えて欲しいと尋ねられました。私にはプランがあった訳ではないけれど、子猫を助けたいと思ったの」
ドカティさんは子猫を動物病院に連れて行き、生まれてわずか2週齢であることを告げられます。2週齢と言えば、まだまだ愛情たっぷりなお世話が必要な赤ちゃん猫。シニアたちの反応は予想もできないものでしたが、ドカティさんは子猫を4シニアの待つ家へと連れて帰りました。
心配していたご対面は、いつものとおり穏やかなものでした。新参者の’面接’はわずか5分ほど。その後は、何事もなかったように、いつものようにロシタを受け入れたそうです。そしてチワワたちは、子猫のことが大好きになりました。
「少し猫っぽい」チョリは、子猫との遊びを楽しんでいるそうです。モモは愛情たっぷりで忍耐強く接するそう。ベニトは子猫をちょっと怖がって、どう扱ったらいいか決めかねているのだとか。そして繁殖犬だったパロマは、お母さんとしての愛情を注いでいます。全ての犬がロシタのことを家族と認めているようです。
捨て猫から一転、大家族に囲まれることになったロシタ。穏やかなシニア犬の教えを受け、「犬っぽい猫」に育つのかもしれませんね。「犬っぽい猫」ってのがどんなのかは、ちょっとわからないけれども。
h/t to Group Of Senior Chihuahuas Adopt A Tiny Kitten
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【猫派の犬】大事なところをキレイキレイ♡シッターなら即採用!の優しいワンコ | the WOOF
動物たちからの評判が最悪であろう人類の発明といえば、エリザベスカラー。 エリザベスカラーといえば、 手術、皮膚病、怪我などによる外傷を持った動物が、傷口をなめることで傷を悪化させることを防ぐ為の、円錐台形状の保護具( Wikipedai )であり、動物たちを守るためのもの。しかし、装着された犬猫からすれば、邪魔、重い、感覚が鈍るなど、鬱陶しいものでしかありません。