2匹の迷子犬、パトカーを強奪し警察官を驚かせる

ほのぼの
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the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日はドイツから、2匹の迷子犬が警察官の目の前でパトカーを占拠したというニュースです。彼らの望みはただ一つ、「家に帰ること」だったため、事件は飼い主のお迎えにより平和的解決を迎えました。


事件は、ザクセン=アンハルト州警察に入った一本の電話から始まりました。アウトバーンにタイヤの部品が落ちているため、回収して欲しいというリクエストの電話でした。

アウトバーンの落下物回収は、警察官にとってはよくあるお仕事。警察官らはいつものように現場へ向かい、いつものように道路を封鎖したのです。しかしその後の出来事は、いつもとはちょっと異なっていました。

道沿いの堤防から、2匹のワンコが登場。そして、車の往来がなくなったタイミングを見計らい、ドアを開け放されていたパトカーへ飛び乗ったのです。

2匹は、あれよあれよという間に運転席を強奪。警官二人を前に、車を占拠してしまいました。

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image by Polizei ST PD Nord(@PolizeiPDNord)さん | Twitter

その様子は「パトカーの毛むくじゃらの乗客」と題された警察署のプレスリリースとして記されています。発表によれば、飼い主を伴わない2匹のスタッフォード・テリアは「確固たる意思を持って」犯行に及んだとのこと。どうやら犬は警察官らの行動を観察し、「ドアが開いているのはウエルカムってこと」と解釈してパトカーに飛び乗ったようなのです。


image by Polizei ST PD Nord(@PolizeiPDNord)さん | Twitter

警官らは、自分たちの車が強奪されていることに驚きましたが、すぐに2匹の要求が「家に戻ること」であることを理解し、事態の掌握にかかります。運転席を取り戻し、2匹には法令に従うよう言い聞かせたとのことです。

2匹は、地元のアニマル・シェルターに勾留されましたが、時をおかずに飼い主の迎えがあったため、逮捕には至らず帰宅が許されました。飼い主は、愛犬が警察と揉め事を起こしたことに少し恥ずかしく思ったそうですが、それ以上に愛犬2匹と無事に再会できたこと喜び、警察官に感謝の意を伝えたとのことです。

h/t to Lost Dogs Sneak Into Police Car To Ask Cops For Help – The Dodo

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