犬は毎日、窓の外を眺めていました。
彼はかれこれ1年近く、隣の家に住む猫の姿を見つめていました。向かいの窓辺に姿を見せる、優美な猫に魅了されていたのです。
犬は、恋に落ちていました。
しかし、犬の静かな恋は、ある日突然終わりを告げます。向かいの窓には植物が置かれ、犬の視界を遮ぎるばかりか、猫の休み場所も奪ってしまったのです。
犬は、猫の姿を一目見ようと、何度も何度も窓の外を確認します。
猫がいない。猫がいない。猫がいない!
犬は傍目にわかるほど、元気を失っていきました。
犬の静かな恋に気づいていた飼い主は、彼のためにひと肌脱ぐことを決意します。飼い主は家の窓に、隣人が気づいてくれることを祈りつつ、次のようなメッセージを貼り出しました。
親愛なる隣人へ
ばかばかしいと思うでしょうが、うちの犬(あなたの隣の家に住んでいます)がお宅の猫に猛烈な恋心を抱いていることをお知らせします。恋心は、6ヶ月ほど続いています。1日に3回、彼は窓の向こうにいる彼女(または彼)の姿を見るために、家の窓枠に前脚をかけます。でも今は、植物が置かれてしまったため、彼は失意の中にいます。そして、猫の姿を探し続けています。その植物を他の場所に移すことはできたりしませんか?
あなたの隣人とうちの可愛い犬より
隣人は張り紙を見て、犬の気持ちに応えてくれました。数日後に窓辺の植木はなくなり、猫がまた姿を現したのです。
そして窓には猫の飼い主からの張り紙がありました。
For True Love!(真の愛のために)
教訓:ペットが愛を紡ぐために、窓辺にはスペースを残しておこう
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