【イヌニュース】瀕死の犬用ぬいぐるみ、心肺蘇生により救われる

ほのぼの
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the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日はアメリカから、愛するぬいぐるみを失いそうになってしまったラッキーのおはなし…なのですが、今日の本当の主役はラッキーのパパ(人間)です。

パパは瀕死のクマのぬいぐるみの命を、手術により救いました。


ウォレス家の犬ラッキーは、6年前にクマのぬいぐるみと友達になって以来、変わらぬ愛を注ぎ続けてきました。遊ぶときはいつも一緒で、離れることを嫌っていました。ときには赤ちゃんを守るようにクマを守ることもあったそうです。

しかし、彼らに別れの危機が訪れたのです。ぬいぐるみが命の危機に瀕してしまったのです。

事の顛末を説明しましょう。ラッキーは家の外で用をたす犬。雨でも雪でも嵐でも、外にでなければトイレができません。その日の夜は暴風雪が発生していましたが、ラッキーはいつものように、クマを連れてトイレに向かいました。

しかし、戻ったのはラッキーひとり。クマはどこかに置き去りにされてしまったのです。あわれ無力なクマさんは、降り続く雪の下に埋もれてしまいました。

翌朝、雪が溶けた道上で、横たわる一体のクマさんが発見されました。発見者はウォレス家のパパ。哀れなクマの様子をみたパパは、娘のミカエラさんにこんなメッセージを送りました。

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パパ:悲しいニュースがあるんだ…
娘:なに?
パパ:外でクマを発見した…
娘:げげ
パパ:亡くなってると思う

すでに命はない…と思われたクマでしたが、パパが諦めることはありませんでした。パパはラッキーが、どれだけクマのことを可愛がってきたか知っていたからです。水浸しになったクマをつかみ、パパは救助を開始します。

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パパ:脈はあるようだ
パパ:CPRしてる
娘:ハハハ

希望は失われませんでした。パパはCPR(心肺蘇生法)を行い、クマをこの世につなぎとめたのです。

パパはさらに点滴を施し、クマが安静にできるようにと回復室を設置しました。ここまできてようやく、ラッキーはクマとの再会を許されたのです。

パパによれば、クマは現在は完全に回復し、ラッキーの元で過ごしているのだとか。

もともとパパが大好きだったラッキーでしたが、大好きな親友を救ったことで、さらに信頼の情が深まったかもしれません。パパももちろんラッキーときょうだい犬のラシのこと
が、好きで好きで仕方がないそうです。

トラブルをユーモアで楽しく乗り切ったラッキーのパパ。とってもカッコいいよねって、ライチは思います。

h/t to Dad sets up makeshift hospital for dog’s favourite toy after it was left outside | Metro News

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