the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日はアメリカから、車に乗り込み鍵をかけて飼い主を締め出してしまったパグのピートのお話です。
飼い主はロードサービス到着までの3時間、車を使うことができませんでした。
犬は車の中でもおかまいなしに、ボタンを踏んだり寝転がったり、触っちゃいけないところを踏みつけたりします。
そういえば以前、the WOOFでも車のギアを入れて”運転”した犬の話を紹介したことがありましたっけ。退屈した犬はより一層、動き回ってイケナイ場所を押してしまうことがあるものです。
犬を車に残しちゃダメ!〜犬が車を”運転”し、スーパーの壁に突っ込んだ(アメリカ) | the WOOF イヌメディア
今日ご紹介するピートは、車のドアを内側からロックしてしまったパグさんです。詳しい経緯はわかっていませんが、締め出された飼い主のモニカさんのバッグがあることから、これから一緒に出かけるところだったのかもしれません。
まぁとにかく、ひとりで車に乗っていたピートは、どういう心境だったのか、どんなスキルを使ったのかはわかりませんが、ドアをロックしてモニカさんをロックアウトしてしまいました。
焦ったモニカさんは、家族に助けを求めます。iPhoneはバックの中(つまり車の中)にあったため、彼女は家でiPadを使い家族にメッセージを送ったのです。
ママ:ピートに車からロックアウトされた
ママ:電話はピートと一緒に車の中
家族:まじで
ママ:AAAを家に呼んでお・ね・が・い
家族:写真送って
なんだか堂々としているピート氏。
とにもかくにも、AAA(the American Automobile Association:アメリカ自動車協会。加入者にロードサービスや旅行情報を提供)が到着するまでの3時間、ピートは車を我が物とし、ママは車を使えませんでした。救出活動がどのように行われたかは明らかにされていませんが、ピートに怪我などはなかったようです。
Pete baby 😛 pic.twitter.com/NS8y8cBayj
— Nick (@NickUchihaa) 2019年3月25日
さて、このお話から学ぶべきことは、「犬を車に残してはダメ」ということ。
たった少しの時間でも、犬は車を運転しちゃったり、鍵を閉めたりしちゃうものです。これからの時期は熱さにも注意が必要。涼しい日でも車の中はサウナのように高温になりますし、暑い車に残した犬はわずか6分で死亡に至ることだってあるのです。
「ちょっとだけ」と犬を車に残したために、3匹の飼い犬を亡くした悲しい話もありましたよね。
愛犬を車に残した元飼い主の告白〜「私の不注意が3匹を殺した」 | the WOOF イヌメディア
愛犬の命を守るために、犬を車に残すのは絶対にダメ。そして犬を自由にさせすぎるのも、とってもとっても危険です。
これからの時期、レジャーに繰り出すワンコたちもたくさんいると思います。飼い主さんにしっかり配慮してもらって、安全に楽しくカーライフを楽しみましょうね!
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