今日は、高価な石をオヤツにしてしまったワンコたちのお話です。食いしん坊の犬たちは、目の前にある光り輝くダイヤモンドを、パクリとお腹におさめてしまいました。
違いのわかるその犬は、高価な石付きの指輪を選んだ
イギリスに住むチャーリー・ジャクソンと妻のキャロルは、ある日、テーブルにあるはずの結婚指輪が床にあり、婚約指輪がなくなっているのを発見しました。
夫妻は、容疑者を9ヶ月齢のブラック・ラブラドールのベアーと定め、すぐに彼を動物病院へと連行。病院のX線写真には案の定、指輪らしき輪郭が写っており、犯行がいたずら好きの子犬によるものであることが明らかになりました。
ベアーは、高価なものを嗅ぎつける鋭い嗅覚があるのかもしれません。彼が選んだダイヤは、ブリリアントカットの1.3カラット、Gカラー、透明度はVVSの鑑定書つき、$16,000相当のものでした。結婚指輪には目もくれず、ダイヤの指輪を食べるとは、ベアーの鑑識眼はなかなかのものです。
なお、この事件のおかげで、夫妻は図らずもダイヤモンドが本物であることを再確認することができちゃいました。他の宝石や代用石がX線の透過性を持たない一方で、ダイヤモンドは透過性があります(X線に写らない)。ベアーのお腹を写したX線写真には、指輪についた石は写っていなかったのです(本物だ!)。
ウンチまみれになって帰ってきた婚約指輪は、しっかり清掃されて、今はキャロルさんの指におさまっているそうです。
h/t to Diamonds.net – Diamond in the Ruff: Dog Eats $16K Ring
一口で23,000ドルを飲み込んだ犬
テーブルに置いたはずの2つの指輪は、ステファニー・ラムがちょっと目を離した隙に、姿を消していました。
ステファニーは犬を2匹飼っていましたが、子犬のシエラが犯犬ではないかとあたりをつけました。シエラの普段の行動は”トラブル・メーカー”と呼ぶにふさわしいものだし、その時はやけにオドオドとした怪しい行動がみられたからです。
子犬は、動物病院に連行されました。
動物病院のX線には、指輪らしきもの他、怪しい異物の影が見えました。指輪だけならウンチ待ちをするところですが、異物の数が多いことなどから手術で取り除かれることとなったのです。
シエラのお腹からは、棒やら骨やら石(宝石じゃないそのへんの石や岩)やら金属やらが、ゴロゴロと出てきました。幸い、指輪や異物はシエラを傷つけることはなく、手術後はしっかりと回復し、子犬はすくすくと成長したそうです。
h/t to Okla. dog eats owner’s $23,000 wedding and engagement rings – NY Daily News
勤務先の宝石店でダイヤモンドを食べた犬
ハニー・バンはジョージア州にある宝石店John Ross Jewelersの看板犬。普段はイイコに尻尾を振ってお客さんを迎える役目を果たしていますが、その日はついついウッカリと、目の前にある4つのダイヤモンドをお腹に収めてしまいました。
売り物に手を出すという痛恨のミスを犯したハニー・バンでしたが、ダイヤモンドは犬の身体を通過して、次の日にはウンチと一緒に店に無事に戻ってきました。
飼い主でオーナーのチャック・ロバーツは、宝石を清掃しメーカーに送り返したそうです。
h/t to Dog Swallows Diamonds in Jewelry Store – ABC News
犬がダイヤモンドを食べてしまう例は、ご紹介した3件だけではありません。犬たちは雑食で、食欲旺盛で、なんでもお腹にしまうもの。あるはずのものが消えてしまったら、犬の誤食を疑って、普段と異なる様子がないかを確認しましょう。
Featured image creditCrystal Agozzino/ Flickr
【イヌ、コレ食べた】木の枝〜舌の下に30cm近い棒がグサリ | the WOOF イヌメディア
今回の【イヌ、コレ食べた】の主役は、3歳のラブラドール・レトリバーです。投げられたモノを拾ってレトリーブ(回収)することが得意な犬は、大好きな棒に喉の奥を貫かれてしまいました。 30cm近い木の枝を喉に突き刺してしまったのは、イギリス …