【グルーミング101】お風呂の頻度~どれくらいが適切か?注意すべきはどんなこと?

お世話・グルーミング
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愛犬は家族。でも、イヌである彼らはヒトとは異なる生き物だから、私たちと異なるお世話をしなければなりません。シャワーやお風呂に関しても、私たちのように日々使用する必要はありません。

とはいえお風呂やシャワーで汚れを流し、清潔さを保つことは、ワンコにとっても飼い主さんにとっても必要な事です。そこでふと湧き上がるのが「どのくらいの頻度が正解なのか?」という疑問です。

グルーミング101の第3回はお風呂の頻度についてです。注意すべきことなどをまとめています。

※ 株式会社NanChuuの宇賀田薫さんに監修いただきました。

犬のお風呂の頻度に正解はない

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今すぐお風呂に入った方がいい image by Jayme Frye / Flickr

問い:お風呂やシャワーはどのくらいの頻度で利用するのが正しいの?
答え:様々な要因により’正しい頻度’は異なる

犬種や年齢、体調によっても異なりますし、生活スタイルによっても大きく異なります。毎日のように自然たっぷりな場所でお散歩し、ゴロゴロと転げまわるようなやんちゃなワンコさんなら、しっかり汚れを落としてあげる必要がある一方、お家で過ごす時間が長い都会っコなら、日々のお手入れで十分ということもあります。

このほか、シャンプーの種類によっても適切な頻度は異なります。犬のシャンプーといっても、毎日使用しても問題ない低刺激のものから、月1回ほどの使用が適切な洗浄力の強いものまで様々に存在します。使用しているシャンプーがどういったものかは、説明書きやメーカーのWeb等の記載を読むほか、トリマーや獣医師に質問することで確認できます。

一般的にはどのくらい?

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気持ちいいわ〜 image by shoehorn99 / Flickr

とはいえそれでは心許ない…という飼い主さん向けに、一般的に適用可能なガイドラインを準備しました。皮膚の異常を含む病気でないこと、そして年齢などに個別の事情を優先して、あくまでも参考として使ってください。ここでいう「お風呂」とは、シャンプーなどを使ってしっかり洗浄するスタイルだとお考えください。

  • 1ヶ月に1回が、ほとんどの犬に適用できるお風呂の頻度
  • 油を含む被毛の犬(バセット・ハウンドなど)は、週に1回ほどを目安に
  • 短毛(とりわけスムース・コート)の犬は、1ヶ月に1度より低い頻度でも大丈夫。ただし短吻種のパグ、フレブル、ブルドックなどは顔のシワに汚れが溜まりやすいこと、脂も多いことなどから、もう少し短い期間でのお風呂をお勧めします(ニオイ目安なら、2週間ほどで何らかのケアを)
  • 水を弾く被毛を持つ犬は、必要な時のみシャワーやお風呂を利用して。被毛の持つ油分が失われてしまいます
  • ダブルコートの犬のお手入れは、やはり頻度は低めがオススメです。ブラッシングを多く行いましょう

思った以上に少ない頻度で、むしろ「もしかして、うちはシャンプーしすぎだったかも」と思った飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんね。ASPCAは、お風呂が必要になるのは3ヶ月に1回程度としています。

わたしの愛犬に適した頻度は?

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綺麗になったよ〜〜 image by Hubert Figuière / Flickr

お風呂やシャワーは、皮膚や被毛の清潔さを保ち、健康を維持することにつながります。そして、お風呂やドライヤーといった過程の中で、いつもは目の届きにくい場所を含め、全身を確認することができます。怪我や傷、皮膚の異常なども、水に濡らしたり乾かしたりする過程で発見がしやすくなるかもしれません。

ただ一方で、皮膚や被毛の自然の脂分などを取り除きすぎると、フケや縮毛、もつれなどの原因になります。また、皮膚の乾燥による炎症などにもつながりかねません。

少なすぎるても汚れやニオイが気になるし、多すぎるのは明らかにNG。わたしの愛犬に適したお風呂の頻度は、飼い主さんが決めてあげるべき。とはいえ「勘」や「気合い」に頼るのではなく、獣医師やトリマーなどの専門家に相談し手から決めるのが、より賢い方法です。愛犬の犬種や年齢、生活スタイルに合わせたアドバイスをくれることでしょう。その際に、使用しているケア製品情報を持っていくことを忘れずに。配合してある成分によっては、特別な配慮が必要なものもあります。

また、病気の治療中である場合や投薬を受けている場合は、必ず獣医師の指導のもとでお風呂に入れるようにしましょう。

少なめのお風呂でも’犬臭さ’を抑えるには

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しっかり乾かしましょう! image by jeffreyw / Flickr

臭い対策の基本は、しっかり汚れを落とし、しっかり洗い流し、しっかり乾かすこと。洗い残しや濡れたままでの放置は、雑菌が繁殖につながりニオイの原因になります。皮膚疾患の原因にもなりますので、気をつけましょう。

そして、お散歩後に汚れを取ること、毎日のブラッシング、毎日の歯磨きなどの毎日の小さなお世話の積み重ねも大切です。ブラッシングの際、消臭効果のあるブラッシングスプレーを使うとニオイが出にくくなりますよ。電気分解水で体を拭いたりブラッシングスプレーとして使うのもニオイ対策として効果があります。

このほか目やにを取る、耳の汚れを取ることも効果的。オシッコが飛び散りやすい場所は、毛を短くカットしておくと臭い対策+衛生対策になります。オヤツや食べ物によっては、’犬臭さ’が強くなることがあります。ニオイ軽減効果のあるオヤツを選ぶのも、一つの対策です。

毎日しっかりお手入れをしていれば、「いざ、お風呂へ」という時も、短い時間でスムーズに済ませることができるでしょう。

Featured image credit Maximilian100 / Shutterstock

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