- 名称:National Pet Preparedness Month
- 国:アメリカ合衆国(非公式)
- 時期:毎年6月
洪水、トルネード、ハリケーンそして山火事などのが多く夏に発生する米国で、ペット業界などを中心に6月を防災準備の期間とする動きが自然発生的に登場。近年、世界的に自然災害が多発している状況を鑑み、飼い主などにも認知されつつある。
アメリカ人道協会(AHA: the American Humane Association/ American Humane)は、以下の10品目をすぐに持ち出せるように準備するよう勧めている。
- 食餌 (いつものごはんを3-10日分)
- 水
- 首輪とリード
- 食器(フードや水を与えられるもの)
- ペットの登録証、マイクロチップの番号など、公的に身元がわかるもの/ペットの写真
- 薬(常備薬は必ず準備しておく)
- 最新の予防接種の記録(写真に撮っておく)/獣医師の連絡先
- ケージ/キャリアなどペットが安心して過ごせる場所(ハウストレーニングをする)
- 救急救命キット
- 便利な連絡先リスト:ペットを同行できる宿、獣医師、保護施設、公的機関、離れて暮らす親戚など
このほか、ウンチ袋やトイレシート、絶対に必要というわけではないと断ったうえで、オモチャやロープも挙げられている。
すでに準備を済ませている人に対しては、この機会を利用してフードや薬を新しいものに替えること、ペットの情報や連絡先リストのアップデートをするよう推奨している。
[1] June is National Pet Preparedness Month
Featured image from Toshihiro Gamo / Flickr