”犬のトレーニングをしよう月間（National Train Your Dog Month）”は、ペットの適切なトレーニングを施すことと社会性を養うことは、犬の幸福につながる重要なものであることを広く知らしめことを目的として、The Association of Professional Dog Trainers（APDT）により制定された。

米国では、クリスマスを含めた冬のホリデーシーズンに犬を迎える人が増加する。しかし一方で、迎えてすぐに”問題行動”等のために、シェルターに委ねられるケースが相次いでおり、非常に問題視されている。APDTはこうしたケースを防ぐため、犬たちに適切なトレーニングを施すことが重要であり且つ効果があると考え、ホリデーシーズンが過ぎた1月という時期を選択したという。

APDTはこの時期を通じて飼い主たちが多くを学び、もっと楽に犬との付き合いができるようになることを願っている。このために、犬のトレーナー、シェルター、ドッグ・スポーツに携わる者、獣医師、グルーマー、そして犬の飼い主たちに、トレーニングの楽しさを知るためのイベント開催・参加などを求めている。

APDTがトレーナーを選択する際に聞いておくべきとする事項は以下のとおり（Web）。必ず質問すべき事項として、方法論、使用する用具、資格の3つを挙げている。

• どのようなメソッドを使ってトレーニングするのか？
• 犬のトレーニングに関する知識をどのように（どこで）学んだか
• 知識等のアップデートのために継続学習をしているか（コースなどを取っているか）
• どのような用具を使用するか
• フォローアップは提供されるのか
• リファレンスを取るためのクライアントリストは提供されるか
• 所属協会はあるか。資格や認証などはあるか
• どのようなサービスを提供しているか。特別な（セラピードッグ、競技犬、サービスドッグなどの育成）トレーニングは提供できるか

Featured image credit Maja Dumat / Flickr

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