大金を投じても、愛する我がコを取り戻したい…。そう考えるのなら、ViaGen Petsの名を覚えておくと良いかもしれません。このテキサスの企業は5万ドルで、犬のクローン化を引き受けてくれます。
「クローンペットは、フランケンシュタインではありません」とViaGen社のマネジャー、ロドリゲス氏。「彼らは、他の犬と同じ普通の犬です。クローン子犬だとはわかりませんよ」
実際、ある動物病院にはクローン技術により作られたトイプードルが走り回っていますが、誰もその犬がクローンであるとは気付くことはありません。
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クローニング(クローンを作製すること)は、獣医師がわずか4つの皮膚サンプルを採取するところからスタートします。非常に簡単な手順であり、ほとんどの犬はその日のうちに帰宅が許されます。ある飼い主は、歯科治療のついでにサンプル採取を行ったそうです。
獣医によって採取された皮膚サンプルは、テキサスのViaGenの研究所に送られます。研究所ではこのサンプルを元に細胞を培養し、これをドナーの卵細胞に融合させて胚盤胞まで成長させたのち、代理母犬に移植します。体細胞クローンと呼ばれるこの方法では、既存の個体(つまり愛犬)そっくりのコピーをつくることができるので、「年齢の異なる一卵性双生児をつくる[2]」という見方をする人もいます。全プロセスにかかる期間は、約6〜7ヶ月ということです。
ViaGen社は、すでに15年以上クローニングを続けています。牛、馬、豚、羊、犬、猫などのクローン実績は数千件にのぼります。
犬のクローン費用は5万ドル。ネコの場合はおよそ半額ということです。
高額な費用にも関わらず、ウェイティングリストは長くなる一方です。「クローニングは高額ですから、裕福な人向けのものだと思われがちです。でも、そうではないのです」とロドリゲス氏。「クライアントは様々なバックグラウンドをもつ人です。愛があるから、なんとかお金を工面するという人もいます」
「クライアントは、愛するペットと特別な絆を結んだ人たちです。彼らはその絆を深めたいと思っています。ペットの寿命は短いものです。クローニングして、非常に似ている別のペットを得られたら、とても報われます」
◼︎以下の資料を参考に執筆しました。
[1] Science Fiction No More: Cloning Now An Option For Pet Owners « CBS Pittsburgh
[2] For only $50,000 this Texas company will clone your pet – The Washington Post
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犬の寿命〜日本に暮らす犬たちは何歳まで生きるのか? | the WOOF イヌメディア
イヌの寿命はヒトよりも遥かに短いもの。愛犬家としては認めたくないところですが、この事実を認め、できるだけ健康寿命を延ばせるよう努力しなければなりません。 犬の寿命を決定する要因は、身体の大きさ、犬種、個体の健康状態です。これに加えて最近では、体重も大きな要因であることがわかってきています。