犬を助けようとした女性、波に飲まれそうに「彼女が生きていたのは幸運」

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イギリス ブライトンの海岸で、溺れる犬を救助しようとした女性が波にさらわれそうになる姿が目撃されています。「まるで壁のようだった」という高波に襲われた女性は、幸運にも岸に流され命をつなぐことができました。


女性は、溺れる小さな命を救うために、迷うことなく海へと向かいました。しかし、この時期特有の大きな波が、彼女の行く手を阻みます。

高波に飲まれた女性は、数秒間姿を消したのち、波により陸に押し戻されました。そしてその波は、彼女の愛するボーダー・コリーも陸方面に押し戻してくれました。

動画を撮影したインティニ氏は、「彼女が生きていたのは、非常に幸運だったと思う」と語っています。

彼女が幸運だったのは、まだ浅いところで波に飲まれたたからだと、市の担当者、クリス・インガール氏は説明します。「もし彼女がもっと深い場所まで踏み込んでいたら、波は彼女を飲み込んで、さらなる深みに引き込んでいたでしょう」

ブライトンの海岸は勾配が激しく、少し先に進んだだけで全く足がつかなくなるのだそう。女性が危険な一歩を踏み出す前に波に戻されたのは、ラッキーだったというわけです。

専門家は、「自力で救助を試みるのは悪手」と口を揃えます。Brighton RNLIのコーエン氏は「人々はペットを家族の一員と見るため、海に入りたくなるのようだ。しかし大体のケース(浮遊して波に乗り、陸に戻って来ることが多い)では、犬の方が人間よりうまく切り抜けられる」といいます。

「女性が犬に愛情を持っているのはよくわかるが、寒い冬の波が非常に高い日は、自分の命を危険にさらすのではなく、救助隊を呼び出した方が良い」

また、暴風の中では犬を引き綱などで留めておく方が良いともコメントしています。

h/t to Woman ‘very lucky to survive’ after diving into sea to save her dog

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