犬猫たちはあなたの助けを待っている〜気楽に手軽にワンニャンを支援する方法7選

動物愛護・保護
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犬猫の殺処分を減らしたい、働くワンコを応援したい。そんな気持ちはあるけれど、保護犬の里親になることやボランティア活動に参加するのはちょっとハードルが高い…。今日はこうしたお悩みを解決する、とてもとても気楽で手軽に支援できる方法をまとめました。

支援の方法も多様化が進んでいます。他にこんなものもあるよ!という情報をお持ちのかたは、こちらまでお知らせくださ〜い。

1. 金銭的な支援をする

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ありがとう! image by Susan Schmitz / Shutterstock

もっとも直接的な支援といえば、お金の支援です。愛護団体やワーキングドッグ育成団体など、動物に関する団体さんがもっとも求めるものと言ったらコレ。彼らの「やりたいこと」「実現したいこと」を育てる栄養分になるのです。寄付できるほどお金持ちじゃないしと考えがちですが、街角募金などでは小さなお金かも受け付けていますし、Webを通じて1000円しかもカード払いOKよ!という団体さんもあります。

使途の自由度が高いお金の支援は、本当にありがたいもの。ですが、自由度が高いゆえに「どうやって使っているのだろう?」という不安も付きまといます。事前にWebなどで、寄付をどのように使っているのか、そしてどの程度の情報開示が行われているかを確認の上、支援しましょうね〜。

私個人は、「犬 寄付」というキーワードで検索し、団体さんのWebページを一つづつ確認して支援先を見つけましたが、手っ取り早く決めたいという方はアニマルドネーションAnimalDonation | 寄付先団体一覧 |を参考にすると良いかと思います。

2. スキルを提供する

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できることで支援するのだ image by Joop Snijder Photography / Shutterstock

犬ボランティアというと、お散歩やケージのお掃除など、ハードルが高い印象を持つ方もいらっしゃるかと思います。でもそれだけじゃないのです。得意なスキルを活かした支援を求めている団体さんもたくさんあります。

たとえば、保護犬(猫)の可愛い写真を撮って提供するとか、団体の活動をご自身のSNSやブログで紹介するとか、活動内容を他言語に翻訳するとか。これなら自宅でも短時間でも、支援することが可能ですよね。比較的大きな団体で、組織化されているところのほうが、分業が進んでいるような印象がありますので、本当にちょっとだけでもと思う方は大きな団体やを選んで探してみるのがよろしいかと思います。

3. 不要になったものを寄付する

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いいものだから、使ってね image by Eric Isselee / Shutterstock

物品による支援も、もちろん喜んでもらえます。注意すべきは、ここで言っている「不要品」とは廃棄を待つだけの物品ではなく、「あなたには必要がなくなったもの」で「支援先から求めれているもの」であるということです。

たとえばほとんど使っていない事務用品があるとか、新品同様のタオルや毛布があるとか。掃除や洗濯用の洗剤というのも求められているようです。団体さんによってはバザーに供するための物品(ハンカチやタオルなど)の募っているところもあります。書き損じハガキやテレフォンカードの残りなんていう募集も見かけました。募集物品は団体さんによっても異なるものですが、ワンコの身体を暖めたり綺麗にしてあげるものですから、「自分でも使いたい」と思えるようなものを送ってあげてくださいね。詳しくは各団体にお問い合わせください。

4. ふるさと納税制度を利用する

Furusato

image by 株式会社トラストバンク

ふるさと納税を活用するという手もあります。認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が運営する 「ピースワンコ・ジャパン」プロジェクトは、現在の施設の3倍となる600頭規模の新犬舎建設に乗り出していますが、これは2015年9月20日(日)に広島県神石高原町(じんせきこうげんちょう)が開始した、「2020年までに犬の殺処分ゼロをめざす活動」のガバメントクラウドファンディングの達成により行われるものだそうです(達成金額は2億4千5百万円超!)。

税金の使い途を選ぶことができる「ふるさと納税」を使って、動物たちを支援するというのは良いですね!どこがいいかな?を探す時には、ふるさと納税総合サイトふるさとチョイスがオススメ。手前味噌ですがthe WOOF記事『祝!ピースワンコの資金調達達成~「ふるさとチョイス」で犬の支援ができるプロジェクトを探そう♪ 』もどうぞ。

5. 動物支援につながる商品を購入する

Buddy

Buddyページには保護犬猫ギャラリーも image from Buddy Web page

支援団体によるオリジナルグッズの購入も、間接的ではありますが、団体にとってはありがたい金銭支援。年末になると各団体が保護動物をモデルにした来年度カレンダーなんてものを発売しますし、定番品のマグカップやウンチ袋なんていうものもありますよね。商品がたくさん紹介されているWebといえば、一般社団法人 盲導犬総合支援センターが運営する盲導犬サポートSHOPがあります。

コーヒーを飲んで犬猫支援、なんていう方法もあります。株式会社ビルテックが行う Buddyというプロジェクトページから商品を買うというものです。会社はコーヒー及び関連商品を売り、その売り上げの一部を保護団体に寄付する形のようです。会社スタッフが個人的に携わっている活動をもっと組織立って行おうというプロジェクトということで好感度高いですし、パッケージモデルや宣伝部長には保護施設出身のワンコさんが大活躍していて応援したくなります。ただ、売り上げの一部がどうなったのかが掲載されている情報からわからなかったのが残念ではあります。

6. スマートフォンアプリで支援する

Findog

アプリFINDOGはこういう仕組み image from FINDOG Web page

殺処分される犬を減らす、の手前にあることの一つに、迷い犬を家族の元に返すという活動があります。何かのきっかけで迷子になった犬を見つけ出し、飼い主さんの元に戻すのは、不幸な結末を回避するための重要な手段ですよね。この活動を支援するものの一つに、株式会社パグドッグさんが提供するFINDOG というスマートフォン向けアプリがあります。

「半径6Kmのみんなが、飼い主になる。迷子犬発見アプリ」というのが謳い文句のこのアプリ。迷い犬を探す飼い主さんが犬の情報を掲載すると、6km圏内にいるアプリ所有者すべてにプッシュ通知されるという仕組みです。発見した人は情報(テキスト・写真・地図)を投稿することで捜索範囲を徐々に狭められるという利点があります。残念なのは、アップデートも少なく、利用者の伸びもイマイチという点。個人的には技術の力で効率的に探そうという考え方や、捜索に特化したシンプルさも好きなので、もっと広がってほしいなと思っています。ということで、アプリをダウンロードするという動物支援もあるというご紹介でした。

7. クリッククリック!

Gooddo

image from gooddoWeb page

もっともお手軽、いつでもどこでも誰にでもできる支援といえばコレ。gooddo(グッドゥ)さんが提供する、NPOやNGOへの無料支援プラットフォーム(PC|スマホ)から支援したい団体を選び、「応援する」ボタンを押すという方法です。何やらちょいとわかりづらいインターフェースのWebではありますが、Webだとページ右側の真ん中あたりにある「応援する」という赤いボタンをクリックするのみ。ユーザがこのプラットフォーム上で行うアクションによって提携企業に広告費が発生し(運営会社に資金が入る)、一部がNPO/NGO団体に活動支援金として提供される仕組みのようです。人が集められれば掲載料なども高く設定できるわけですね。どれだけの支援金が提供されているのかは不明ですが、「クリックするだけ」というのは間違いないようです。

Featured image from InBetweentheBlinks / Shutterstock

まずは知ること〜殺処分ゼロを願って描かれた手書き絵本『ある犬のおはなし』 | the WOOF

動物の殺処分問題は、非常に重いものですよね。犬関連のメディアを運営している私たちですら、ときに目を逸らしてしまいたくなるほどです。

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