40%超の飼い主が「パートナーより犬に話しかけることが多い」と回答(英調査)

サイエンス・リサーチ
この記事をシェアする

私たちは、もっと人間との会話を増やした方が良いのかもしれません。

英国のベンチャー企業が英国で行った調査によれば、41%の犬の飼い主は「パートナーより犬と会話する」と回答、さらに40%は他の誰と比べても最も秘密を話しやすいのは犬であると回答しました。

96%の飼い主が「犬は家族である」

625 2

ふむふむ、そうなんだ。たいへんだったね image by Wiggle Butts Pet Photography / Flickr

調査を行ったのは、テイラーメイドのドライフード販売などを手がけるベンチャー企業tails.com

話しかけやすい、他の誰にもできないような深い話も犬にだってできちゃう、というのは犬の飼い主さんが大きく頷くところだと思います。調査によれば、飼い主が犬に話しかける時間の平均は、1日に47分。毎日一時間近くを犬との”会話”に費やしているということになります。

81%は犬に話しかけた後は幸せな気分になると答え、うち65%は「世界中で一番の大親友である」と回答。「誰かが必要な時に、犬はいつも一緒にいてくれる」と答えたのは86%にのぼり、落ち込んだ時に常に元気を取り戻させてくれるのは犬であるということに94%が同意しました。

一緒にセルフィーするも犬!

the WOOF(@woofoo_inc)

多くの飼い主さんは、犬(たち)と自分だけという時間を多く過ごしているようです。そして自撮りの友も、パートナーや子供より犬たちであることが多い模様。週に撮影するセルフィーの平均は6枚。写りを気にして連写する人は、枚数だけを考えるともっと多くを撮影していることでしょう。そういえば、私もスマートフォンの中に、犬と自撮りした写真をたくさん保存しています。一人で撮っても楽しくないけれど、犬と一緒にポーズを撮るのは楽しいものですよね!

この調査結果は3/10から開催されているドッグショー”クラフツ”に合わせて発表されたもので、詳しい内容が記載されたレポートは未公開のようです(3/11現在)。調査の対象人数などは不明なのですが、愛犬家としてはかなり納得、かつ思わず微笑んでしまう結果になっています。

悩みを話しやすい、元気をくれる、話した後は幸せな気持ちになれる。だからこそ犬たちは各所でセラピー活動にかり出されるのですね。その活躍の場はどんどん広がっており、米国では病院裁判所葬儀場空港、さらには図書館などでも犬たちの力が求められています。

とはいえ、犬たちにばかり頼りすぎるのは問題かもしれません。家族や友人、大切なパートナーとも話をし、気持ちを伝えていかないと関係が悪化してしまうかも。お互い気をつけましょう^o^。

◼︎以下の資料を参考に執筆しました。
[1] Dog owners talk to their pet more than their partner – Pet Gazette

Featured image from Anna Hoychuk / Shutterstock

人と動物との心のコミュニケーション アニマルセラピーを知っていますか? | the WOOF

by ペットシッターふらcoco こんにちは、ペットシッターふらCOCOです。私は高校卒業後、ペット関連の専門学校でアニマルセラピーを学びました(『ペットシッターになることを考えたきっかけと取得してよかった資格 』)。

the WOOF イヌメディア > すべての記事 > イヌを知る > サイエンス・リサーチ > 40%超の飼い主が「パートナーより犬に話しかけることが多い」と回答(英調査)

暮らしに役立つイヌ情報が満載の「theWOOFニュースレター」を今すぐ無料購読しよう!

もっと見る
ページトップへ